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大腸カメラ検査で痛い経験をされた方


目次

1. 大腸カメラ検査を受ける時の痛み

2. 痛みの生じる原因について

 2-1. 緊張している場合

 2-2. 下剤の内服による痛み

 2-3. 空気を腸内に入れることで腸管が伸ばされている際の痛み

 2-4. 医師のスキル

3. 痛くない大腸カメラ検査クリニックの選び方

4. 大腸カメラ検査の痛みにおける当院の対策

5. 痛みの少ない大腸カメラ検査を受けてみませんか?

6. 大腸カメラ検査を受ける時の痛み


1. 大腸カメラ検査を受ける時の痛み

大腸カメラ検査を初めて受けようと考えられている方や、以前に受けた経験がある方は、

「あんなチューブを入れるなんて痛くないないわけない・・・」

「麻酔を使ったのに普通に痛かった。」

「下剤飲んだらお腹痛すぎた」

など、様々な痛みが生じることから、大腸カメラ検査を受けたくないという方が多いかと思います。

ではなぜ、このような痛みが生じるのでしょうか?


2. 痛みの生じる原因について

2-1. 内視鏡スコープが通過することによる痛み

大腸カメラ検査で感じる痛みの主な原因は、内視鏡スコープがS状結腸と横行結腸部分を通過する際に生じることが多いです。これは、これらの部分が固定されておらず、常に形や位置が変化しているためで、そのため内視鏡が通過する際に不要な圧力が腸管にかかることに起因します。この圧力が痛みを引き起こします。痛みを防ぐためには、これらの腸の部分を直線化しながら内視鏡を進める必要があります。この現象は、くねくねと曲がったホースに針金を通すのに抵抗があるのと同様の原理に基づいており、ホースを直線化することで針金がスムーズに進むことに似ています。

 

2-2. 下剤の内服による痛み

大腸カメラ検査の前には、腸の内容物を完全に取り除くために下剤を服用する必要があります。これにより、医師が腸を詳しく検査できるようになります。しかし、下剤を服用することで腸の活動が活発化し、一時的に強い痛みを感じる方もいます。ただ、このような痛みは通常短時間で軽減します。

さらに、下剤の味や飲む量に苦しむ方もいます。このことから、ご自身に合う下剤を選択することも重要です。

 

2-3. 空気を腸内に入れることで腸管が伸ばされている際の痛み

大腸カメラ検査中に、内視鏡スコープを進める際や視界を確保するために、腸内に空気やガスを送り込むことからくる腸管の過剰な膨張による痛みです。この空気やガスによって腸内が広がり、腸のヒダの裏側まで視認可能になるため、病変を見逃さないようにすることが可能になります。しかし、その結果として腸管に過剰な圧がかかり、お腹の張ったような痛みや不快感が生じる可能性があります。この痛みは、風船を過剰に膨らませたときのような感じに似ています。

 

2-4. 医師のスキル

上記のような様々な「痛み」の要因がある中、やはり検査を行う医師の検査スキルも重要です。多くの検査回数を経験していない医師が大腸カメラ検査を行うと、腸管に大きな負荷がかかってしまい、「痛み」に繋がってしまいます。大病院だから、と安心して検査を受けに行っても、経験が浅い医師が担当してしまうと痛みを感じてしまうこともあります。

検査を受ける際は、内視鏡専門医(内視鏡専門医資格を保有している医師)が在籍している医療機関を選択しましょう。

 

3. 痛くない大腸カメラ検査クリニックの選び方

痛くない、辛くない大腸カメラ検査を受けるには、いかに体や精神的な負担を軽減しながら、精度の高い検査を行える医療機関かを考慮する必要があります。

そのためには、下記の4つのポイントを基準に医療機関を選択することをおすすめしております。

内視鏡専門医が在籍している

無送気軸保持短縮法を導入している

鎮静剤・鎮痛剤が使用できる

下剤を様々な種類選ぶことができる

 

医療機関を選ぶ際に、上記のように「経験豊富な内視鏡専門医が在籍している」かどうか、検査中の痛みを少しでも軽減できるよう「無送気軸保持短縮法」を導入しているかなどが目安になります。

また、痛みそのものを軽減または感じさせないためには、検査前に鎮静剤・鎮痛剤の使用を選択することができるかどうかもとても重要となります。さらに、患者様によって相性が分かれるため、下剤の種類も多く取り揃えていることも重要な要素です。

 

事前によくご確認の上、検査を受けましょう。

4. 大腸カメラ検査の痛みにおける当院の対策

当院の大腸カメラ検査は、患者様が少しでも「痛み」を感じないよう、下記のような対策をしております。

鎮静剤・鎮痛剤によるリラックスした検査

最新の内視鏡検査機器の導入

「下剤を飲まない大腸カメラ」の実施

豊富な下剤の種類

無送気軸保持短縮法

お腹の張りを抑える二酸化炭素送気

検査終了後は寝たままリカバリールームに移動

 

当院では、「患者様に寄り添った丁寧で優しい医療」を心がけております。

大腸カメラ検査に対し、”苦痛”や”痛そう”といったマイナスのイメージを持たれる方が多いかと思いますが、当院ではリラックスして大腸カメラ検査を受けることができますので、検査を受けることをご検討されている方は、当院へお越しください。

 

当院の大腸カメラ検査の特徴の詳細は下記よりご覧頂けます。

https://www.soen-naika.com/colon/#a03


5. 痛みの少ない大腸カメラ検査を受けてみませんか?

多くの方が、大腸カメラ検査は年に1回、人生に数回、と受ける機会が少ない検査かと思います。その数回しか経験しない検査は、「痛み」の少ない経験にしませんか?

上記のように、当院では患者様が「痛み」を感じないよう、様々な対策を行っています。

是非、大腸カメラ検査を受けることをお考えの方は、当院へお越しください。

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