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大腸カメラ検査 下剤服用が辛い方


目次

1. 大腸カメラ検査の下剤に抵抗がある方いらっしゃいませんか?

2. なぜ下剤を飲むのが辛いのか

3. 大腸カメラ検査を受けるときに下剤を飲む理由 

4. 当院の下剤の種類

5. 当院の「下剤を飲まない大腸カメラ検査」

6. まとめ


1. 大腸カメラ検査の下剤に抵抗がある方いらっしゃいませんか?

大腸カメラ検査を受ける際、必ず必要なのが「下剤の服用」です。
この下剤を服用する際に、下記のようなマイナスの印象を受ける方がいらっしゃいます。
味が美味しくない
量が多すぎる
服用中の腹痛が辛い

上記のような印象をお持ちの方は、是非当院の大腸カメラ検査を受けることをおすすめしております。

 

2. なぜ下剤を飲むのが辛いのか

大腸カメラ検査を受ける上で、下剤を飲むことに抵抗感を感じる方がとても多いかと思います。ではなぜ、下剤を飲むことがそのような高いハードルになっているのでしょうか。一番多い要因としては、下剤の「味」と「飲む量」です。
下剤には多くの種類があり、それぞれの味や必要な量が異なります。基本的に味は良くないのですが、患者さんによる好みもあります。以前の検査で、自分に適していない下剤を大量に摂取したことが、下剤に対してネガティブな印象を持ってしまう原因と考えられます。
当院では、それぞれの患者様に合った下剤を医師により選択させて頂きますので、安心して検査を受けていただくことができます。

 

3. 大腸カメラ検査を受けるときに下剤を飲む理由 

大腸カメラ検査は、ポリープ、腫瘍、炎症などの大腸疾患を検出するための重要な手段です。カメラを肛門から挿入し、盲腸までスコープを進め、大腸内をくまなく観察します。適切な観察を行うためには、下剤を使用して大腸内を綺麗にし、便の残留物が視界を妨げないようにする必要があります。この下剤の内服は、特に「ADR(adenoma detection rate:腺腫性ポリープの発見率)」という、がん化する可能性をもつポリープをどれだけ正確に検出できるかという指標に影響を与えるとされています。そして、高いADRは質の高い検査を意味します。下剤を十分に内服し、大腸内を十分に洗浄しないと、小さな病変を見逃す危険性があり、その結果として、大腸がんの診断が遅れ、治療の適切なタイミングを逸してしまう可能性があります。したがって、大腸内視鏡検査においては、指定された方法で確実に下剤を使用し、精密な検査を実施することが大切であり、その実施において医療提供者と患者双方の協力が必要不可欠です。

 

4. 当院の下剤の種類

当院では、患者様に合わせて4種類の下剤をご用意しております。

前述したように、各下剤にはそれぞれ特徴があります。不安な点や選び方に迷われる場合は、医師にご相談ください。患者様の体質やご希望に合わせて、最適な下剤を推奨いたします。

 

当院の下剤の詳細は下記よりご確認いただけます。

https://www.soen-naika.com/customization/

 

5. 当院の「下剤を飲まない大腸カメラ検査」

当院では、多くの方が抱える下剤の味や大量摂取に関する懸念を解消する「鼻チューブ法」を導入しております。通常、大腸カメラ検査の前処置として1-2Lの下剤を飲む必要がありますが、鼻チューブ法を用いれば直接胃に下剤を流し込むことができるため、下剤を口から摂取することなく、腸内洗浄を行うことができます。使用するチューブは直径2mmと非常に細く、挿入時には局所麻酔を行うため、ほとんどの方が痛みを感じることがなく、当然下剤の不快な味を感じることもありません。大量の下剤服用が困難と感じる方や、下剤の味が苦手な方には特におすすめの方法です。それぞれの方法にはメリットやデメリットが存在しますので、患者様のご希望や体調に合わせて適切な方法を選択いただけます。ご不安や疑問がある方は、当院のスタッフにお気軽にご相談ください。


【メリット】
・ 下剤の味やにおいを感じることがなく、苦みや不快感を避けられる。
・ 大量の下剤を飲むストレスや負担がないため、検査前の準備が楽になる。
・ 検査の前処理がスムーズに行えるため、検査自体への移行が迅速になる。
・ 大量の水分摂取が困難な方でも、この方法を選択することで検査が可能となる。


【デメリット】
・ 使用する局所麻酔「キシロカイン」にアレルギーのある方は、この方法を選択できません。
・ 鼻からのチューブ挿入には抵抗感があり、水が入ったような刺激やのどを通過する際の違和感を感じることがある。
・ この検査方法は院内でのみ可能で、自宅での実施はできません。
・ 検査費用に加え、別途の材料費が必要となる。

当院の「下剤を飲まない大腸カメラ検査」の詳細は下記URLよりご確認いただけます。
https://www.soen-naika.com/laxative/

6. まとめ

本記事では、「大腸カメラ検査を受ける上で下剤服用が辛い方」についてご紹介しました。

まとめると、

大腸内視鏡検査を受ける上で、指定された方法で下剤を服用し、精密な検査を実施することが大切であり、その実施において医療提供者と患者双方の協力が必要不可欠です。下剤を服用するに当たり、患者様それぞれに合った下剤を選択することも重要であり、当院では、4種類の下剤の中から選択することができます。

また、下剤服用が難しい方には、「下剤を飲まない大腸カメラ検査」も実施しております。ぜひ医師とよく相談し、ご希望にあう形で検査を受けていただければと思います。

 

以上が「大腸カメラ検査を受ける上で下剤服用が辛い方」についてでした。

こちらの記事によって大腸カメラ検査を受ける理由の参考にしていただけたら幸いです。

当院では、患者様にご安心して検査を受けて頂くため、十分配慮しております。

大腸カメラ検査を受けることをご検討されている方は、下記より詳細をご覧頂けます。

https://www.soen-naika.com/colon/#a01

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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