ブログ

大腸カメラ検査 受けることをおすすめしたい方

目次

1. 大腸カメラ検査を受けることをおすすめしたい方

 1-1. このような症状がある方

 1-2. 過去にポリープを発見・切除した経験がある方

 1-3. 特に症状は無いが、このような方

2. どれくらいの受診頻度が適切?

3. 何歳まで受けた方がいい?

4. 当院の大腸カメラ検査の特徴

5. まとめ


1. 大腸カメラ検査を受けることをおすすめしたい方

1-1. 下記のような症状がある方

下記のような自覚症状が少しでもある方は、大腸を含めた消化管の疾患の可能性があります。

・ 血便が出る

・ 便潜血検査陽性

・ 便秘・下痢・腹痛が続いている

・ 腹部膨満感が続く

・ 吐き気

・ 粘液便

・ 便が細くなった

・ 便が残った感じがある

・ 下腹部にしこりを感じる

・ 体重が急に減った

・ 健診で再検査と言われた


1-2. 過去にポリープを発見・切除した経験がある方

大腸がんの多くは、大腸ポリープががん化して発生します。大腸ポリープとは、大腸粘膜上に形成される球状のこぶの総称で、腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分類されます。特に、腫瘍性ポリープの中には、癌化する腺腫が含まれ、これが大腸がんの主な原因となります。大腸カメラ検査では、がん化のリスクがあるポリープは一般的に切除されます。

しかし、一度大腸ポリープを切除した方は、再発の可能性が高くなります。過去にポリープ切除を経験した方や、ご親族に大腸がんの既往がある方は特に、定期的な大腸カメラ検査が重要です。腫瘍性ポリープは再発しやすいとされ、遺伝や体質もポリープの形成に影響を与えることがあります。

大腸がんは、早期に発見し治療すれば根治の可能性が高い一方で、進行すると治療が難しくなります。したがって、大腸カメラ検査による早期発見・治療が極めて重要です。担当医との相談のもと、適切な頻度で検査を受け、必要に応じて切除を行うことをお勧めします。


1-3. 特に症状は無いが、このような方

大腸がんは、大腸の疾患の中でも特に自覚症状が無いですが、定期的に検査を受けていただくことで、将来大腸がんを発症するリスクを最大限低くすることができます。また、症状が無い場合でも、下記に当てはまる方は、大腸カメラ検査を受けることをおすすめしております。

・ 肥満

・ 運動不足

・ 喫煙・飲酒をよくされる方

・ 赤肉・加工肉をよく食べる方

・ 大腸がん・大腸ポリープの家族歴がある方

・ 大腸がん・大腸ポリープの既往がある方

・ 年齢が40歳を超えた方

・ 便潜血検査で陽性と言われた方


2. どれくらいの受診頻度が適切?

大腸カメラ検査の受診頻度は、国や年齢、健康状態により異なります。アメリカでは10年に1回、日本では5年に1回の検査が望ましいとされていますが、これは一般的なガイドラインであり、個々の状況によって頻度は変わります。特に、過去にポリープが見つかった場合や大腸がんのリスクが高いと判断される場合は、1年から2年ごとに再検査を受けることが推奨されます。

年齢によるリスクの変動も考慮が必要で、30代まではリスクが低く、40代以降になるとリスクが増します。従って、年齢が上がるにつれて検査頻度を増やすことが重要です。自身の健康状態や家族歴に基づいて、医師と相談し、適切な検査スケジュールを決定することが肝心です。

一方、検査結果が異常なしの場合、大腸内視鏡検査は2〜3年に1度で十分です。もし、直近2回の検査で異常が見られなければ、5年に1度でも問題ありません。しかし、症状が明らかであったり、医師が早急な検査を推奨する場合は、即時検査が必要になることもあります。大腸がんの症状は気づきにくいため、日頃から体調の変化に注意し、必要に応じて検査を受けることが大切です。


3. 何歳まで受けた方がいい?

大腸がん検診としての「便潜血検査」は40歳以上となっていますが、大腸カメラ検査の年齢制限は基本的にはありません。

しかし、80歳以上の方や持病がある方は、検査を受ける際に多少のリスクがあります。大腸カメラ検査自体は安全な検査ですが、検査前の下剤の服用や、検査時に鎮静剤を使用される場合など、呼吸器や循環器系に多少なりともご負担があります。

以上より、検査に年齢制限はありませんが、リスクは無いとは言い切れないため、お身体が元気でリスクをしっかり考慮できる場合には、年齢関係なく受けた方がいいと言えるでしょう。


4. 当院の大腸カメラ検査の特徴

当院の大腸カメラ検査は、下記のような特徴があります。

・ 鎮静剤・鎮痛剤によるリラックスした検査

・ 最新の内視鏡検査機器の導入

・ 「下剤を飲まない大腸カメラ」の実施

院内で下剤服用が可能なトイレ付完全個室完備

・ 無送気軸保持短縮法

・ お腹の張りを抑える二酸化炭素送気

・ 大腸ポリープ切除が可能

・ 検査終了後は寝たままリカバリールームに移動

土曜の検査が可能

 

当院では、「患者様に寄り添った丁寧で優しい医療」を心がけております。

大腸カメラ検査に対し、”苦痛”や”痛そう”といったマイナスのイメージを持たれる方が多いかと思いますが、当院ではリラックスして大腸カメラ検査を受けることができますので、検査を受けることをご検討されている方は、当院へお越しください。

 

当院の大腸カメラ検査の特徴の詳細は下記よりご覧頂けます。

(下記URL埋め込み)

https://www.soen-naika.com/colon/#a03


5. まとめ

本記事では、「大腸カメラ検査を受けることをおすすめしたい方」についてご紹介しました。

まとめると、

・ 「血便が出る」「便潜血検査陽性」「便秘・下痢・腹痛が続いている」「腹部膨満感が続く」「吐き気」「粘液便」などの自覚症状がある方

・ 過去にポリープを発見・切除した経験がある方

・ 症状が無くても「肥満」「運動不足」「喫煙・飲酒をよくされる方」「大腸がん・大腸ポリープの家族歴がある方」「年齢が40歳を超えている方」

 

上記にあてはまる方は、大腸カメラ検査を受けることを推奨しております。

 

以上が「大腸カメラ検査を受けることをおすすめしたい方」についてでした。

こちらの記事によって大腸カメラ検査を受ける理由の参考にしていただけたら幸いです。

当院では、患者様にご安心して検査を受けて頂くため、十分配慮しております。

大腸カメラ検査を受けることをご検討されている方は、下記より詳細をご覧頂けます。

https://www.soen-naika.com/colon/#a01

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

お問い合わせ・ご予約Contact

電話

0977-27-3800

診療時間内はお電話でも対応いたします。

WEB予約

24時間ご予約をお受けいたします。

keyboard_arrow_up